グローバル人材の育成をめざして英語教育の強化をはかる大阪市の橋下徹市長の方針を受けて、市の教育委員会事務局が、市立小学校1年生から英語の授業を始める案をまとめた。卒業時に英検5~3級レベルの英語力をつけることを目標にする。数年後に市内全校に広げる構想だ。
6日の有識者会議で、市の教育振興基本計画に盛り込むことをめざして構想を話し合う。
現在の学習指導要領では小学校5、6年生で週1コマの外国語活動(英語)をすると定めている。子どもの負担を増やさず、国語能力を高めることを優先させるため、目的は英語に親しませることとして、細かな文法を教えたり成績をつけたりはしていない。
(2012.11.06 朝日新聞)